オバシギ [尾羽鷸]
Calidris tenuirostris
ずんぐりとした体型のシギ類
チドリ目シギ科に属する中型のシギで、春と秋の渡りの時期に日本各地の干潟で見られる旅鳥です。漢字では「尾羽鷸」と書き、白い腰が目立つことが名前の由来とされています。ずんぐりとした体型とゆったりした動きに愛嬌があり、シギ類の中では比較的識別しやすい種です。近年、世界的に個体数が減少しており、IUCNでは準絶滅危惧種に分類されています。
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分類
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英名Great Knot
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大きさ全長約28cm
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羽の色
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寿命野生下で約15年
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保全状況環境省レッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定
シベリア北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬季はインド、東南アジア、オーストラリアに渡って越冬します。日本では旅鳥として、春と秋の渡りの時期に全国各地の干潟や河口で見られます。
非繁殖期には干潟、河口、海岸、川岸、海岸近くの水田などに生息します。砂泥地を好み、数羽から数十羽の群れで生活しています。繁殖期にはシベリアのツンドラや荒れた草原で過ごします。
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行動・習性
砂泥地でくちばしを泥の中に差し込んで探り、餌を捕らえます。ゆったりとした動きで採餌し、他のシギ類と比べて落ち着いた印象を与えます。群れで行動することが多く、干潮時の干潟に集まって採餌する姿が見られます。二枚貝を丸呑みすることもあります。
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さえずり
「キュッ」または「クィッ」という短い声で鳴きます。飛翔時に鳴くことが多く、群れで移動する際に鳴き交わす様子が観察できます。
砂泥地で昆虫の幼虫・成虫、クモ類、甲殻類、貝類などを捕食します。ベリーや種子を食べることもあります。
繁殖期は6〜7月頃。シベリアのツンドラ地帯で、コケの上の窪みに巣を作ります。1巣に4卵を産み、両親が交替で抱卵しますが、メスは抱卵が終わる前に巣を離れ、オスだけで雛を育てます。