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シギ科

オバシギ [尾羽鷸]

Calidris tenuirostris

大きさ : 全長約28cm
観察時期 : 9月

ずんぐりとした体型のシギ類

チドリ目シギ科に属する中型のシギで、春と秋の渡りの時期に日本各地の干潟で見られる旅鳥です。漢字では「尾羽鷸」と書き、白い腰が目立つことが名前の由来とされています。ずんぐりとした体型とゆったりした動きに愛嬌があり、シギ類の中では比較的識別しやすい種です。近年、世界的に個体数が減少しており、IUCNでは準絶滅危惧種に分類されています。

  • 分類
  • 英名
    Great Knot
  • 大きさ
    全長約28cm
  • 羽の色
    夏羽では頭部から胸にかけて黒い斑が密にあり、背から上面は黒褐色で白い羽縁があります。肩羽には赤褐色の斑が見られ、腰は白く目立ちます。冬羽では体上面が灰色っぽくなり地味な印象に変わります。嘴は黒く、頭部より長いのが特徴です。雌雄同色。
  • 寿命
    野生下で約15年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定

シベリア北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬季はインド、東南アジア、オーストラリアに渡って越冬します。日本では旅鳥として、春と秋の渡りの時期に全国各地の干潟や河口で見られます。

オバシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

非繁殖期には干潟、河口、海岸、川岸、海岸近くの水田などに生息します。砂泥地を好み、数羽から数十羽の群れで生活しています。繁殖期にはシベリアのツンドラや荒れた草原で過ごします。

  • 行動・習性

    砂泥地でくちばしを泥の中に差し込んで探り、餌を捕らえます。ゆったりとした動きで採餌し、他のシギ類と比べて落ち着いた印象を与えます。群れで行動することが多く、干潮時の干潟に集まって採餌する姿が見られます。二枚貝を丸呑みすることもあります。

  • さえずり

    「キュッ」または「クィッ」という短い声で鳴きます。飛翔時に鳴くことが多く、群れで移動する際に鳴き交わす様子が観察できます。

砂泥地で昆虫の幼虫・成虫、クモ類、甲殻類、貝類などを捕食します。ベリーや種子を食べることもあります。

繁殖期は6〜7月頃。シベリアのツンドラ地帯で、コケの上の窪みに巣を作ります。1巣に4卵を産み、両親が交替で抱卵しますが、メスは抱卵が終わる前に巣を離れ、オスだけで雛を育てます。

学名
Calidris tenuirostris
英名
Great Knot
渡り区分
分布
シベリア北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬季はインド、東南アジア、オーストラリアに渡って越冬します。日本では旅鳥として、春と秋の渡りの時期に全国各地の干潟や河口で見られます。
生息地
大きさ
全長約28cm
寿命
野生下で約15年
珍しさ
ときどき見かける
春(4〜5月)と秋(8〜10月)の渡りの時期に干潟で観察できます。三番瀬や谷津干潟などが有名な観察スポットです。干潮時を狙って訪れると、群れで採餌する姿を見られます。ずんぐりした体型と、飛翔時に見える白い腰が識別ポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合