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ミズナギドリ科

オナガミズナギドリ [尾長水薙鳥]

Ardenna pacifica

大きさ : 全長約43cm
観察時期 : 3月~5月、7月~10月

長い楔形の尾を持つ熱帯の海鳥

ミズナギドリ目ミズナギドリ科に属する海鳥で、和名の通り長い楔形の尾羽が特徴です。太平洋やインド洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布し、日本では小笠原諸島が主要な繁殖地となっています。ダイナミック・ソアリングと呼ばれる独特の飛翔法で、ほとんど羽ばたかずに海面すれすれを滑空する姿が印象的です。繁殖期以外は生涯のほとんどを外洋で過ごす、真の海の鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Wedge-tailed Shearwater
  • 大きさ
    全長約43cm
  • 体重
    400g
  • 羽の色
    淡色型と暗色型の2タイプが存在します。淡色型は上面が暗褐色で下面が白く、暗色型は全身が暗褐色です。日本で見られるのは主に淡色型で、長く楔形をした尾羽が最大の特徴です。嘴は細長くピンク色を帯び、先端は黒色。足もピンク色をしています。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    指定なし

太平洋とインド洋の熱帯・亜熱帯に広く分布します。日本では小笠原諸島の西之島、硫黄列島の北硫黄島・硫黄島・南硫黄島で繁殖コロニーを形成しています。本州近海での観察は少なく、伊豆諸島や相模湾などでときどき見られる程度です。

オナガミズナギドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

繁殖地は海岸や島嶼の断崖上の平坦地、丘陵地、砂丘などに限られます。岩の隙間や土に穴を掘って集団で営巣します。繁殖期以外は外洋で生活するため、海岸からの観察は困難です。

  • 行動・習性

    生涯のほとんどを外洋で過ごし、ダイナミック・ソアリングで効率的に飛翔します。水面ギリギリを滑空しながら急旋回を繰り返す飛び方が特徴的で、翼で水面を切る(薙ぐ)様子が和名の由来です。魚群を追って集まる習性があり、カツオなどの大型魚に追われた小魚を狙います。

  • さえずり

    繁殖期の夜間に巣穴付近で「ウーアー」というような独特の声を発します。海上では通常静かで、あまり鳴き声を聞く機会はありません。

魚類、イカ類、甲殻類などを海面付近で捕らえて食べます。大型魚に追われて水面近くに上がってきた小魚を主に狙います。

繁殖期は4月から12月頃まで。4〜5月に営巣を始め、岩の隙間や土に掘った穴に1卵を産みます。抱卵期間は約50日で、6月頃に孵化します。雛は11〜12月半ばまでに巣立ち、その後は次の繁殖期まで海で過ごします。

学名
Ardenna pacifica
英名
Wedge-tailed Shearwater
渡り区分
分布
太平洋とインド洋の熱帯・亜熱帯に広く分布します。日本では小笠原諸島の西之島、硫黄列島の北硫黄島・硫黄島・南硫黄島で繁殖コロニーを形成しています。本州近海での観察は少なく、伊豆諸島や相模湾などでときどき見られる程度です。
生息地
大きさ
全長約43cm
体重
400g
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
めったに見られない
小笠原諸島への船旅で観察できる機会があります。船の周りを滑空する姿を見られることがあり、長い楔形の尾と海面すれすれの優雅な飛翔が識別ポイントです。繁殖期の島では夜間に巣穴付近で活動する姿も観察できます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合