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ミズナギドリ科

オオミズナギドリ [大水薙鳥]

Calonectris leucomelas

大きさ : 全長約49cm
観察時期 : 3月~5月、8月~10月

翼で水面を薙ぐ海の旅人

ミズナギドリ目ミズナギドリ科に属する日本最大のミズナギドリで、水面すれすれを薙ぐように飛ぶ姿が名前の由来です。風の力を利用したダイナミック・ソアリングで長時間羽ばたかずに飛び、1日で1000km以上移動することもあります。日本近海の離島で繁殖する夏鳥で、御蔵島には世界最大の繁殖地があります。非常に長寿で、36年以上生きた記録があります。

  • 分類
  • 英名
    Streaked Shearwater
  • 大きさ
    全長約49cm
  • 体重
    550g
  • 羽の色
    上面は灰褐色、下面は白色です。頭部は白地に黒い斑点があり、野外では白っぽく見えます。翼を広げると大きく、カモメ類よりもほっそりした体型をしています。嘴は先端が鉤状に曲がっており、管状の鼻孔が特徴的です。
  • 寿命
    野生下で約30-40年
  • 保全状況
    指定なし

日本では夏季に北海道から八重山諸島にかけての離島で繁殖します。冬季はフィリピンやオーストラリア北部周辺へ南下して越冬しますが、日本近海に残る個体もいます。

オオミズナギドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海上で生活し、繁殖期のみ島に上陸します。繁殖地では斜面のある森林に巣穴を掘ります。外洋を飛び回り、めったに陸地には近寄りません。

  • 行動・習性

    海上では風を利用して効率よく飛行しますが、陸上では動きが遅く不器用です。着陸が苦手で、木の枝をクッションにしたり、崖から落ちるように飛び立ちます。夜間に巣穴へ戻り、昼間は海で過ごします。

  • さえずり

    繁殖地の夜間に「アーオー、アーオー」と独特の声で鳴きます。巣穴周辺では様々な鳴き声が森に響き渡ります。

魚類や軟体動物(イカなど)を食べます。特にカタクチイワシを好み、泳ぎながら水中の獲物を確認して潜水して捕らえます。6m以上潜ることもあります。

6〜7月頃に巣穴に1個の卵を産みます。抱卵期間は52〜54日で、雛は孵化後70〜90日で巣立ちます。親鳥は三陸沖や北海道沖まで餌取り旅行をすることもあります。

学名
Calonectris leucomelas
英名
Streaked Shearwater
渡り区分
分布
日本では夏季に北海道から八重山諸島にかけての離島で繁殖します。冬季はフィリピンやオーストラリア北部周辺へ南下して越冬しますが、日本近海に残る個体もいます。
生息地
大きさ
全長約49cm
体重
550g
寿命
野生下で約30-40年
珍しさ
ときどき見かける
外洋航海するフェリーから観察できます。繁殖地の御蔵島や冠島などでは夜間に島中から鳴き声が聞こえます。海面すれすれを優雅に飛ぶ姿を探しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合