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アトリ科

オオマシコ [大猿子]

Carpodacus roseus

大きさ : 全長約18cm
観察時期 : 11月~3月

雪山に舞う深紅の冬の使者

スズメ目アトリ科に属する美しい冬鳥で、バラ色の羽が雪景色に映える姿からバードウォッチャーに人気があります。「猿子」という名前は、赤い顔を持つ猿に例えられたことに由来します。シベリアから渡ってくる数は年によってムラがあり、出会えた時の喜びはひとしおです。萩の実を好んで食べることで知られ、採食中は非常に静かで見つけにくい鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Pallas's Rosefinch
  • 大きさ
    全長約18cm
  • 体重
    35g
  • 羽の色
    オスは全身が鮮やかな紅色で、額と喉に銀白色の羽毛が入ります。背と肩羽には黒い縦斑があります。メスは全体に淡褐色で、頭部や胸、腹が淡く紅色がかっています。喉から胸にかけて細い褐色の縦斑があります。嘴はやや長めで、尾はV字型でマシコ類の中では短めです。
  • 寿命
    野生下で約2-5年
  • 保全状況
    指定なし

中央シベリアから東シベリアで繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島で越冬します。日本では冬鳥として本州中部以北の山地に渡来しますが、数は多くありません。

オオマシコの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

標高1000m以上の冠雪するような山地の落葉広葉樹林やカラマツ林に生息します。萩が生える林道や林縁を好みます。市街地や低地で見られることは稀です。

  • 行動・習性

    餌の少ない冬になると数羽から十数羽の小さな群れをつくって移動します。地上で採食することが多く、高い枝に止まることもあります。群れで行動する際も非常に静かで、おしゃべりをしません。

  • さえずり

    地鳴きは「チーッ」「フィッ」「ピィーッ」など短く金属的な声で鳴きます。採食中はほとんど鳴かず静かです。さえずりは繁細で可憐ですが、日本で聞く機会はほとんどありません。

植物の種子や実を主食とし、特に萩の実を好みます。イネ科やキク科の草の種子も食べます。昆虫類を食べることもあるとされますが詳細は不明です。

春から夏にかけて、主にロシアのシベリアやサハリンなどで繁殖します。日本国内での繁殖記録はありません。

学名
Carpodacus roseus
英名
Pallas's Rosefinch
渡り区分
分布
中央シベリアから東シベリアで繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島で越冬します。日本では冬鳥として本州中部以北の山地に渡来しますが、数は多くありません。
生息地
大きさ
全長約18cm
体重
35g
寿命
野生下で約2-5年
珍しさ
めったに見られない
軽井沢、奥日光、秩父などの標高の高い地域で観察できます。萩の花が多く咲く林道を夏に見つけておくと、冬に出会える可能性が高まります。早朝や夕方に活動が活発になります。冬の山地は寒いので防寒対策を十分に行いましょう。
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