オオマシコ [大猿子]
Carpodacus roseus
雪山に舞う深紅の冬の使者
スズメ目アトリ科に属する美しい冬鳥で、バラ色の羽が雪景色に映える姿からバードウォッチャーに人気があります。「猿子」という名前は、赤い顔を持つ猿に例えられたことに由来します。シベリアから渡ってくる数は年によってムラがあり、出会えた時の喜びはひとしおです。萩の実を好んで食べることで知られ、採食中は非常に静かで見つけにくい鳥です。
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分類
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英名Pallas's Rosefinch
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大きさ全長約18cm
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体重35g
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羽の色
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寿命野生下で約2-5年
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保全状況指定なし
中央シベリアから東シベリアで繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島で越冬します。日本では冬鳥として本州中部以北の山地に渡来しますが、数は多くありません。
標高1000m以上の冠雪するような山地の落葉広葉樹林やカラマツ林に生息します。萩が生える林道や林縁を好みます。市街地や低地で見られることは稀です。
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行動・習性
餌の少ない冬になると数羽から十数羽の小さな群れをつくって移動します。地上で採食することが多く、高い枝に止まることもあります。群れで行動する際も非常に静かで、おしゃべりをしません。
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さえずり
地鳴きは「チーッ」「フィッ」「ピィーッ」など短く金属的な声で鳴きます。採食中はほとんど鳴かず静かです。さえずりは繁細で可憐ですが、日本で聞く機会はほとんどありません。
植物の種子や実を主食とし、特に萩の実を好みます。イネ科やキク科の草の種子も食べます。昆虫類を食べることもあるとされますが詳細は不明です。
春から夏にかけて、主にロシアのシベリアやサハリンなどで繁殖します。日本国内での繁殖記録はありません。