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カモ科

オオホシハジロ [大星羽白]

Aythya valisineria

大きさ : 全長約56cm
観察時期 : 1月~3月、11月

北米から稀に渡来する大型のハジロガモ

カモ目カモ科に属する大型の潜水ガモで、北米大陸に分布するホシハジロの近縁種です。日本には稀な冬鳥として北海道や本州で時々記録されます。ユーラシア大陸に分布するホシハジロに似ていますが、一回り大きく、嘴が黒くて大きいこと、後頭部がやや出っ張った独特の頭の形が識別ポイントです。他のカモ類の群れに1〜2羽が混じって観察されることが多い珍鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Canvasback
  • 大きさ
    全長約56cm
  • 体重
    1200g
  • 羽の色
    オスは頭部から頸が赤褐色、胸は黒、体は白っぽく、目は赤いです。メスは全体に灰褐色で、頭部の形状でホシハジロと区別できます。雌雄とも後頭部がやや出っ張り、額から嘴にかけてなだらかに傾斜する独特の頭の形をしています。嘴は黒く大きく、ホシハジロより太くて長いです。頸は太く長めです。
  • 寿命
    野生下で約10〜15年
  • 保全状況
    指定なし

アラスカからカナダ、北アメリカ中西部で繁殖し、冬季はアメリカ南部からメキシコにかけて越冬します。一部の地域では留鳥として周年見られます。日本へは稀な冬鳥として渡来し、通常は他のカモ類の群れに1〜2羽が混じっています。

オオホシハジロの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

湖沼、河口、海湾などに生息します。繁殖地では草原の湿地帯の小さい池や水路が多い環境を好みます。日本では他のカモ類が集まる湖沼や河川で観察されます。

  • 行動・習性

    潜水して水草や水生植物を食べる潜水ガモです。水面で休息したり、群れで泳いだりする姿が見られます。日本では他のカモ類、特にホシハジロやキンクロハジロの群れに混じっていることが多いです。警戒心はそれほど強くありません。

  • さえずり

    オスは「クークー」という低い声、メスは「カァカァ」というような声を出します。日本で観察される個体が鳴くことは少ないです。

主に植物食で、水草やセキショウモ(セロリ)などの水生植物を好んで食べます。種小名の「valisineria」はセキショウモ類を意味しています。オオノガイなどの貝類や水生昆虫も食べることがあります。

繁殖地は北米大陸の湿地帯です。一夫一妻で繁殖し、水面や湿地の水につかるところに草を積み上げて巣を作ります。7〜10個の卵を産み、メスが約24〜25日間抱卵します。雛は約60日で独立します。

学名
Aythya valisineria
英名
Canvasback
渡り区分
分布
アラスカからカナダ、北アメリカ中西部で繁殖し、冬季はアメリカ南部からメキシコにかけて越冬します。一部の地域では留鳥として周年見られます。日本へは稀な冬鳥として渡来し、通常は他のカモ類の群れに1〜2羽が混じっています。
生息地
大きさ
全長約56cm
体重
1200g
寿命
野生下で約10〜15年
珍しさ
めったに見られない
冬季(11月〜3月)に湖沼や河川でホシハジロやキンクロハジロの群れを丹念にチェックするのがポイントです。ホシハジロより一回り大きく、嘴が黒いこと、後頭部が出っ張った頭の形が識別ポイントです。三重県や茨城県、千葉県などで記録があります。非常に稀な鳥なので、見つけたら幸運です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合