オオホシハジロ [大星羽白]
Aythya valisineria
北米から稀に渡来する大型のハジロガモ
カモ目カモ科に属する大型の潜水ガモで、北米大陸に分布するホシハジロの近縁種です。日本には稀な冬鳥として北海道や本州で時々記録されます。ユーラシア大陸に分布するホシハジロに似ていますが、一回り大きく、嘴が黒くて大きいこと、後頭部がやや出っ張った独特の頭の形が識別ポイントです。他のカモ類の群れに1〜2羽が混じって観察されることが多い珍鳥です。
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分類
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英名Canvasback
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大きさ全長約56cm
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体重1200g
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羽の色
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寿命野生下で約10〜15年
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保全状況指定なし
アラスカからカナダ、北アメリカ中西部で繁殖し、冬季はアメリカ南部からメキシコにかけて越冬します。一部の地域では留鳥として周年見られます。日本へは稀な冬鳥として渡来し、通常は他のカモ類の群れに1〜2羽が混じっています。
湖沼、河口、海湾などに生息します。繁殖地では草原の湿地帯の小さい池や水路が多い環境を好みます。日本では他のカモ類が集まる湖沼や河川で観察されます。
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行動・習性
潜水して水草や水生植物を食べる潜水ガモです。水面で休息したり、群れで泳いだりする姿が見られます。日本では他のカモ類、特にホシハジロやキンクロハジロの群れに混じっていることが多いです。警戒心はそれほど強くありません。
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さえずり
オスは「クークー」という低い声、メスは「カァカァ」というような声を出します。日本で観察される個体が鳴くことは少ないです。
主に植物食で、水草やセキショウモ(セロリ)などの水生植物を好んで食べます。種小名の「valisineria」はセキショウモ類を意味しています。オオノガイなどの貝類や水生昆虫も食べることがあります。
繁殖地は北米大陸の湿地帯です。一夫一妻で繁殖し、水面や湿地の水につかるところに草を積み上げて巣を作ります。7〜10個の卵を産み、メスが約24〜25日間抱卵します。雛は約60日で独立します。