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シギ科

オオハシシギ [大嘴鷸]

Limnodromus scolopaceus

大きさ : 全長約29cm
観察時期 : 3月~4月、10月~12月

太く長い嘴で泥を探るシベリアからの冬の使者

チドリ目シギ科に属する中型のシギで、名前の通り太く長い嘴が特徴です。シベリア北東部とアラスカで繁殖し、主に北米大陸で越冬しますが、日本にもごく少数が旅鳥または冬鳥として渡来します。海岸近くの淡水湿地や水田を好み、干潟で見かけることは比較的少ない種類です。嘴を泥に差し込んでミシンのように上下させながら餌を探す独特の採餌行動が観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Long-billed Dowitcher
  • 大きさ
    全長約29cm
  • 羽の色
    夏羽は顔から腹にかけて赤褐色で、胸から脇腹に黒い縦斑があります。冬羽は頭上や上面が灰褐色、眉斑は白く、下面は白っぽくなります。嘴は黒色で太くまっすぐに伸び、他のシギ類より太いのが特徴です。足は黄緑色から灰緑色。飛翔時には次列風切の先に白線が見えます。
  • 寿命
    野生下で約10〜15年と推定
  • 保全状況
    指定なし

シベリア北東部とアラスカの一部で繁殖します。冬季は主にカリフォルニア州からメキシコにかけて越冬しますが、日本にもごく少数が渡来します。日本では10月頃から翌4月頃までの記録が多く、旅鳥または冬鳥として扱われます。

オオハシシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海岸に近い淡水や汽水の湿地、水田、蓮田などに生息します。開けた干潟や海岸よりも内陸の湿地を好みます。繁殖地では北極圏のツンドラ地帯の湿地に生息します。

  • 行動・習性

    嘴を泥に垂直に差し込み、ミシンのように上下させながら餌を探す特徴的な採餌行動をします。非繁殖期は小群を作りますが、日本では1〜2羽で観察されることがほとんどです。他のシギ類の群れに混じっていることもあります。

  • さえずり

    「キューイ」「ピューイ」という甲高い声で鳴きます。飛び立つときに鳴くことが多いです。非繁殖期はあまり鳴かないことが多いです。

ゴカイ、昆虫類の幼虫、甲殻類、貝類などを食べます。長い嘴を泥の中に深く差し込んで、隠れている獲物を探り当てます。水生植物の種子なども食べることがあります。

繁殖地は北極圏のツンドラ地帯です。5〜6月頃に繁殖期を迎え、湿地の地上に草を敷いた浅い皿状の巣を作ります。通常4個の卵を産み、雌雄で抱卵します。繁殖期には縄張りを形成します。

学名
Limnodromus scolopaceus
英名
Long-billed Dowitcher
渡り区分
分布
シベリア北東部とアラスカの一部で繁殖します。冬季は主にカリフォルニア州からメキシコにかけて越冬しますが、日本にもごく少数が渡来します。日本では10月頃から翌4月頃までの記録が多く、旅鳥または冬鳥として扱われます。
生息地
大きさ
全長約29cm
寿命
野生下で約10〜15年と推定
珍しさ
めったに見られない
秋から春(10月〜4月)にかけて、海岸近くの水田や蓮田、淡水湿地を探すのがポイントです。干潟よりも内陸の湿地を好むので、探す場所に注意が必要です。タシギやタカブシギなど他のシギ類の群れをチェックすると見つかることがあります。太くまっすぐな嘴と、ミシンのような採餌行動が識別ポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合