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シギ科

オオソリハシシギ [大反嘴鷸]

Limosa lapponica

大きさ : 全長約39cm
観察時期 : 4月~5月、9月

長く反った嘴で干潟を探る旅人

チドリ目シギ科に属する中型のシギで、和名の通り大きく反り返った嘴が最大の特徴です。春と秋の渡りの時期に日本各地の干潟や海岸に姿を現します。夏羽のオスは顔から腹にかけて鮮やかな赤褐色に染まり、干潟でひときわ目を引く存在です。ユーラシア大陸北部の北極圏で繁殖し、オーストラリアまで渡る長距離の渡り鳥として知られています。

  • 分類
  • 英名
    Bar-tailed Godwit
  • 大きさ
    全長約39cm
  • 体重
    340g
  • 羽の色
    夏羽のオスは顔から腹にかけて鮮やかな赤褐色で、上面は黒褐色の軸斑に白と赤褐色の斑があります。メスは赤褐色みが薄いです。冬羽は雌雄とも上面が灰褐色、下面は白っぽくなります。嘴は長く上に反り、基部は桃色で先端にいくほど黒くなります。足は黒く比較的長いです。
  • 寿命
    野生下で約10〜15年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

ユーラシア大陸北部からアラスカ西部の北極圏で繁殖します。冬季はヨーロッパ西北部からアフリカ、西南アジア、東南アジア、オーストラリアの沿岸部に渡り越冬します。日本へは旅鳥として春(4〜6月)と秋(8〜9月)に渡来します。

オオソリハシシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海岸の干潟、砂浜、河口、水田などに生息します。繁殖地では低地の森林限界あたりの湿ったツンドラや蘚類の多い灌木湿原にすみます。渡りの中継地では海岸沿いの砂泥地を好みます。

  • 行動・習性

    干潟や浅瀬で長い嘴を泥に差し込みながら餌を探します。潮が引いた干潟で群れで採餌する姿がよく見られます。オグロシギなど他のシギ類と混群を作ることも多いです。休息時は片足で立って眠ることがあります。

  • さえずり

    「ケッケッ」「キッキッ」という鳴き声を出します。繁殖地では「キュウィー」という声でさえずります。渡りの時期には飛翔中に鳴くことがあります。

ゴカイ、貝類、カニなどの甲殻類、昆虫類などを食べます。長い嘴を砂泥に深く差し込んで、隠れている獲物を探り当てて捕食します。

繁殖地は北極圏のツンドラ地帯です。5〜6月頃に繁殖期を迎え、地上の窪みに草や地衣類を敷いて巣を作ります。通常4個の卵を産み、雌雄で抱卵します。抱卵期間は約20〜21日です。

学名
Limosa lapponica
英名
Bar-tailed Godwit
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北部からアラスカ西部の北極圏で繁殖します。冬季はヨーロッパ西北部からアフリカ、西南アジア、東南アジア、オーストラリアの沿岸部に渡り越冬します。日本へは旅鳥として春(4〜6月)と秋(8〜9月)に渡来します。
生息地
大きさ
全長約39cm
体重
340g
寿命
野生下で約10〜15年
珍しさ
ときどき見かける
春(4〜5月)と秋(8〜9月)の渡りの時期に干潟を訪れるのがおすすめです。大潮の干潮時に三番瀬、藤前干潟、曽根干潟などの有名な干潟で観察できます。夏羽の赤褐色が美しい春の観察が特に人気です。反った嘴がよく目立つので、見つけやすいシギです。
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