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シギ科

エリマキシギ [襟巻鷸]

Calidris pugnax

大きさ : 全長約26cm
観察時期 : 9月~10月

華麗な襟巻きを広げて求愛する旅人

エリマキシギは、チドリ目シギ科に属する中型のシギで、繁殖期のオスが首に襟巻き状の華麗な飾り羽を生やすことからこの名が付きました。飾り羽の色は個体によって黒、褐色、白など様々で、同じ模様の個体はいないほど多様性に富んでいます。繁殖地では「レック」と呼ばれる特定の場所にオスが集まり、襟巻きを広げて競い合うように求愛ディスプレイを行います。中には「フェーダー」と呼ばれるメスに似た姿のオスもいて、その特殊な繁殖戦略が注目されています。日本には旅鳥として少数が渡来します。

  • 分類
  • 英名
    Ruff
  • 大きさ
    全長約26cm
  • 体重
    140g
  • 羽の色
    冬羽は全身が黒褐色に淡い褐色のまだら模様。他のシギ類に比べやや首が長く、くちばしは短め。繁殖期のオスは首に襟巻き状の長い飾り羽が生え、体色も黒、褐色、白など個体により様々に変化する。メスは繁殖期も地味な褐色のまま。オスはメスより明らかに大きい。脚の色は個体差があり、黄色からオレンジ色まで様々。
  • 寿命
    野生下で約4-5年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北部から北極圏にかけての湿地帯で繁殖。冬季は地中海沿岸、アフリカ、インド、オーストラリア南部などで越冬。日本には旅鳥として春と秋に少数が渡来。秋の方が飛来数が多い。西日本では越冬する個体もいる。

エリマキシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

湿地帯、水田、休耕田、干潟、沼地など浅い水辺に生息。繁殖地では草原や牧草地の湿地を好む。

  • 行動・習性

    水田や干潟の浅瀬で採餌する。羽ばたきがゆっくりで、怠けているような印象を与える。繁殖地ではオスがレックに集まり、襟巻きを広げて激しく求愛ディスプレイを行う。子育てはメスのみが行う。

  • さえずり

    「ピーウイク」「エックワクワ」などと鳴くが、日本ではあまり声を聞く機会がない。繁殖地でも比較的静かな鳥とされる。

雑食性で、甲殻類、貝類、ゴカイ、ミミズ、昆虫類などの小動物を食べる。時には草の種子などの植物質も摂取する。浅い水中や泥の中から獲物を探す。

繁殖期は5月〜6月。オスはレックでメスを誘い、交尾後はメスだけが子育てをする。メスは草むらの地上の窪みに枯れ草を敷いて巣を作り、3〜4個の卵を産む。メスのみが約21日間抱卵し、雛を育てる。

学名
Calidris pugnax
英名
Ruff
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北部から北極圏にかけての湿地帯で繁殖。冬季は地中海沿岸、アフリカ、インド、オーストラリア南部などで越冬。日本には旅鳥として春と秋に少数が渡来。秋の方が飛来数が多い。西日本では越冬する個体もいる。
生息地
大きさ
全長約26cm
体重
140g
寿命
野生下で約4-5年
珍しさ
めったに見られない
春と秋に水田や干潟で探す。日本で見られるのはほとんど地味な冬羽だが、春には襟巻きが生えかけたオスが見られることも。首がやや長く、くちばしが短いのが特徴。飛行時は翼下面と腰の両側の白さが目立つ。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合