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センニュウ科

エゾセンニュウ [蝦夷仙入]

Locustella fasciolata

大きさ : 全長約18cm
観察時期 : 6月~7月

夜通し「じょっぴんかけたか」と鳴く声の主

エゾセンニュウは、スズメ目センニュウ科に属する小鳥で、センニュウ類では最大の種類です。北海道(蝦夷)に夏鳥として飛来することが和名の由来です。夜に鳴くのが特徴で、その鳴き声が北海道弁で「じょっぴん(鍵)かけたか?」と聞こえることから親しまれています。藪の中を行動し、ほとんど姿を見せないため、鳴き声は聞こえても姿を見たことがある人は少ない野鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Gray's Grasshopper Warbler
  • 大きさ
    全長約18cm
  • 体重
    28g
  • 羽の色
    背面は濃褐色でやや赤みを帯びる。腹面は褐色の羽毛で覆われる。顔から喉にかけては灰褐色。眼上部に白い眉斑がある。尾羽は長く、先端が尖った凸尾。足は肉色。雌雄同色。シマセンニュウより大きく、尾羽の先端に白色部がない。
  • 寿命
    野生下で約1-3年
  • 保全状況
    指定なし

夏季にウスリー、サハリン、シベリア南部などで繁殖し、冬季にフィリピンやニューギニア島などで越冬。日本では夏鳥として北海道に飛来し繁殖。本州以南では旅鳥として通過し、南西諸島では少数が越冬します。

エゾセンニュウの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

平地の湿地林(ヤナギ類やニワトコなどの植生)、河畔林、低木林の外縁、低木が生えた草原などに生息。暗い場所を好みます。

  • 行動・習性

    藪の中を移動しながら行動し、開けた場所にはほとんど出てきません。足が発達していて、草をかき分けるように地上を歩き回ります。繁殖期にはつがいで縄張りを形成し、オスが盛んにさえずります。

  • さえずり

    「チョッピン チョ チャカチャカ」「トッピン チョペッチョピ」とよく通る声でさえずり、夜通し鳴き続けることもあります。聞きなしは「じょっぴん(鍵)かけたか?」。地鳴きは「タッタッ」「グッ」など。

動物食で、昆虫類やクモなどを食べます。樹上や藪の中を移動しながら獲物を捕食します。

繁殖期は6月〜7月。湿地帯の丈の長い草や枯草を組み合わせて皿状の巣を作り、地上から1〜2mほどの高さの枝や藪の根本に設置。3〜5個の卵を産み、メスのみが抱卵します。

学名
Locustella fasciolata
英名
Gray's Grasshopper Warbler
渡り区分
分布
夏季にウスリー、サハリン、シベリア南部などで繁殖し、冬季にフィリピンやニューギニア島などで越冬。日本では夏鳥として北海道に飛来し繁殖。本州以南では旅鳥として通過し、南西諸島では少数が越冬します。
生息地
大きさ
全長約18cm
体重
28g
寿命
野生下で約1-3年
珍しさ
ときどき見かける
北海道では5月下旬から夏にかけて、林縁部や湿地林で鳴き声を聞くことができます。姿を見るのは非常に難しいですが、さえずり中は枝先に出てくることも。夜間に鳴くことが多いので、早朝や夕方〜夜の観察がおすすめです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合