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ウミスズメ科

ウミガラス [海烏]

Uria aalge

大きさ : 全長約42cm
観察時期 : 1月~2月、6月~7月

絶滅の危機に瀕するオロロン鳥

ウミガラスは、チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥で、「オロロン鳥」の愛称で知られています。かつては北海道の複数の島で繁殖していましたが、現在は天売島が国内唯一の繁殖地となっています。1960年代には約8000羽がいましたが激減し、絶滅危惧IA類に指定されています。ペンギンに似た姿で直立歩行しますが、ペンギンと違い空を飛ぶことができます。洋ナシ型の卵は断崖から転がり落ちにくい形状をしています。

  • 分類
  • 英名
    Common Murre
  • 大きさ
    全長約42cm
  • 体重
    1000g
  • 羽の色
    背中は暗褐色(こげ茶色)で、腹は白い。夏羽では喉も黒っぽく、冬羽では頬のあたりまで白い部分が増える。嘴は長く黒色。脚は尾の近くにあり、翼も尾も短い。陸上では直立姿勢をとる。ハシブトウミガラスに似るが、背の色がやや薄い。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IA類(CR)」に指定

北半球の寒冷地域に広く分布。日本では天売島が唯一の繁殖地。非繁殖期は冬鳥として北日本の海上に渡来し、銚子沖や舳倉島、隠岐でも記録があります。

ウミガラスの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

繁殖期は海岸の断崖や岩棚に集団で営巣。非繁殖期は外洋の海上で生活します。

  • 行動・習性

    繁殖地では密集したコロニーを形成し、1㎡に20つがいにもなることがあります。潜水が得意で、通常20〜50mの深さまで潜り、最大140mまで潜水した記録もあります。翼を使って水中を泳ぎ回ります。

  • さえずり

    「オロロローン」と聞こえる独特の鳴き声が和名「オロロン鳥」の由来。繁殖地では仲間同士でこの声を交わします。

潜水してイカナゴ、カタクチイワシ、ニシン、ホッケ、アイナメ、スケトウダラなどの中層遊泳性魚類を捕食します。ヒナへは魚を喉に半分入れた状態で運びます。

繁殖期は5月〜7月。巣を作らず岩や土の上に直接1個の洋ナシ型の卵を産む。雌雄交替で約33日間抱卵。ヒナは約21日間巣にとどまり、親の半分ほどの大きさでまだ飛べないうちに崖から飛び降りて巣立ち、その後2ヶ月間海上でオス親に世話される。

学名
Uria aalge
英名
Common Murre
渡り区分
分布
北半球の寒冷地域に広く分布。日本では天売島が唯一の繁殖地。非繁殖期は冬鳥として北日本の海上に渡来し、銚子沖や舳倉島、隠岐でも記録があります。
生息地
大きさ
全長約42cm
体重
1000g
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
めったに見られない
天売島が唯一の観察地。繁殖期の5月〜7月に海鳥観察船から赤岩付近の繁殖地を観察できます。デコイと本物を見分けるには、羽毛の質感に注目。絶滅危惧種のため、繁殖の妨げにならないよう配慮が必要です。
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