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センニュウ科

ウチヤマセンニュウ [内山仙入]

Locustella pleskei

大きさ : 全長約17cm
観察時期 : 5月~6月

離島の草原に響く美声の持ち主

ウチヤマセンニュウは、スズメ目センニュウ科に属する小鳥で、日本と朝鮮半島周辺の離島でのみ繁殖する希少種です。伊豆諸島の三宅島は世界有数の繁殖地として知られています。2000年の三宅島噴火により生息地が大きく減少し、絶滅危惧IB類に指定されています。「チュルルチュカチュカ」という美しいさえずりで知られ、早朝や夕方に草原から響く声は離島の風物詩となっています。シマセンニュウに似ていますが、やや赤みが少ない体色で区別できます。

  • 分類
  • 英名
    Styan's Grasshopper Warbler
  • 大きさ
    全長約17cm
  • 体重
    23g
  • 羽の色
    背面は淡い褐色で、腹面は白色。顔には黒い過眼線と黄白色の眉斑がある。尾羽は長めで先端に白斑がある。シマセンニュウに比べて全体的に赤みが少ない。嘴は細く、足は肉色。雌雄同色。
  • 寿命
    野生下で約1-3年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

日本では伊豆諸島(三宅島など)、九州周辺の離島、和歌山県の一部で夏に繁殖。冬季は中国南部やベトナムなどで越冬します。朝鮮半島周辺の島々でも繁殖記録があります。

ウチヤマセンニュウの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

小島の竹林や丈の低い照葉樹林、海岸沿いの草地などに生息します。特に草丈の低い草原や灌木の茂みを好みます。

  • 行動・習性

    茂みの中を素早く移動し、地上や低い枝を行き来します。オスは縄張りを形成し、繁殖期には盛んにさえずって縄張りを主張します。警戒心がやや強く、姿を見せることは少ないですが、さえずり中は比較的観察しやすくなります。

  • さえずり

    「チュルルチュカチュカ」という美しく複雑なさえずりが特徴。早朝や夕方に活発にさえずり、草むらの中や低い枝先で声を響かせます。警戒時には「チャッチャッ」という声も出します。

動物食で、昆虫類やクモなどの節足動物を主に食べます。草むらや地上で獲物を探し捕食します。

繁殖期は5月〜6月。草むらや竹藪の中の地上から0.5〜1.3mほどの高さに、草や葉、茎などを使って椀状の巣を作ります。2〜5個の卵を産み、メスが約14日間抱卵します。

学名
Locustella pleskei
英名
Styan's Grasshopper Warbler
渡り区分
分布
日本では伊豆諸島(三宅島など)、九州周辺の離島、和歌山県の一部で夏に繁殖。冬季は中国南部やベトナムなどで越冬します。朝鮮半島周辺の島々でも繁殖記録があります。
生息地
大きさ
全長約17cm
体重
23g
寿命
野生下で約1-3年
珍しさ
めったに見られない
三宅島では伊豆岬周辺が最大の繁殖地。5月〜8月に渡来し、早朝の観察がおすすめです。さえずりを頼りに草原や海岸沿いの草地を探しましょう。姿は見えにくいですが、さえずり中は枝先に出てくることがあります。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合