ウズラシギ [鶉鷸]
Calidris acuminata
茶色のベレー帽が目印の旅鳥
ウズラシギは、チドリ目シギ科に属する中型のシギです。和名はウズラほどの大きさであることに由来します。ユーラシア大陸北東部のツンドラ地帯で繁殖し、ニューギニアからオーストラリアへ渡って越冬する長距離の渡り鳥です。日本には春と秋の渡りの時期に旅鳥として飛来し、水田や湿地で他のシギ・チドリ類に混じって採餌する姿が見られます。背中の白いV字模様と赤茶色の頭頂が特徴的で、シギ類の中でも比較的識別しやすい種類です。
-
分類
-
英名Sharp-tailed Sandpiper
-
大きさ全長約21cm
-
体重60g
-
羽の色
-
寿命野生下で約3-5年
-
保全状況指定なし
ユーラシア大陸北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬はニューギニアからオーストラリアで越冬。日本には春(4月〜5月)と秋(8月〜10月)に旅鳥として全国に渡来します。
海岸近くの水田、ハス田、河川の泥湿地、入江、干潟などの浅い水辺に生息します。淡水域を好む傾向があります。
-
行動・習性
単独または数羽の小群で行動することが多く、他のシギやチドリの群れに混じって採餌します。水中や水際を歩きながら、嘴を泥に差し込んで餌を探します。100羽程度の群れが観察された記録もあります。
-
さえずり
「ピリッ」「チュリッ」という短い声で鳴きます。飛び立つ時に鳴くことが多いです。
水中や水際で貝類、甲殻類、昆虫類、ゴカイなどの小動物を捕食します。嘴を泥に差し込んで探り、獲物を見つけると素早く捕らえます。
繁殖地はシベリア北東部のツンドラ地帯。地上の窪みに草を敷いた簡素な巣を作り、4個程度の卵を産みます。日本国内では繁殖しません。