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シギ科

ウズラシギ [鶉鷸]

Calidris acuminata

大きさ : 全長約21cm
観察時期 : 9月~10月

茶色のベレー帽が目印の旅鳥

ウズラシギは、チドリ目シギ科に属する中型のシギです。和名はウズラほどの大きさであることに由来します。ユーラシア大陸北東部のツンドラ地帯で繁殖し、ニューギニアからオーストラリアへ渡って越冬する長距離の渡り鳥です。日本には春と秋の渡りの時期に旅鳥として飛来し、水田や湿地で他のシギ・チドリ類に混じって採餌する姿が見られます。背中の白いV字模様と赤茶色の頭頂が特徴的で、シギ類の中でも比較的識別しやすい種類です。

  • 分類
  • 英名
    Sharp-tailed Sandpiper
  • 大きさ
    全長約21cm
  • 体重
    60g
  • 羽の色
    夏羽は全体的に茶褐色で、頭頂は赤茶色のベレー帽をかぶったような特徴的な色合い。背面には白いV字模様があり、腹やわき腹にはV字型の斑紋が見られる。嘴は黒っぽく基部は黄褐色で、足は黄緑色。冬羽は全体的に淡くなり、斑点が少なくなる。
  • 寿命
    野生下で約3-5年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬はニューギニアからオーストラリアで越冬。日本には春(4月〜5月)と秋(8月〜10月)に旅鳥として全国に渡来します。

ウズラシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海岸近くの水田、ハス田、河川の泥湿地、入江、干潟などの浅い水辺に生息します。淡水域を好む傾向があります。

  • 行動・習性

    単独または数羽の小群で行動することが多く、他のシギやチドリの群れに混じって採餌します。水中や水際を歩きながら、嘴を泥に差し込んで餌を探します。100羽程度の群れが観察された記録もあります。

  • さえずり

    「ピリッ」「チュリッ」という短い声で鳴きます。飛び立つ時に鳴くことが多いです。

水中や水際で貝類、甲殻類、昆虫類、ゴカイなどの小動物を捕食します。嘴を泥に差し込んで探り、獲物を見つけると素早く捕らえます。

繁殖地はシベリア北東部のツンドラ地帯。地上の窪みに草を敷いた簡素な巣を作り、4個程度の卵を産みます。日本国内では繁殖しません。

学名
Calidris acuminata
英名
Sharp-tailed Sandpiper
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北東部のツンドラ地帯で繁殖し、冬はニューギニアからオーストラリアで越冬。日本には春(4月〜5月)と秋(8月〜10月)に旅鳥として全国に渡来します。
生息地
大きさ
全長約21cm
体重
60g
寿命
野生下で約3-5年
珍しさ
ときどき見かける
春は4月中旬〜5月中旬、秋は8月中旬〜9月下旬が観察のチャンス。水田や休耕田、河口の干潟などをチェックしましょう。赤茶色の頭頂と背中の白いV字模様が識別ポイント。他のシギ類と比較して、ずんぐりした体型も特徴です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合