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アマツバメ科

アマツバメ [雨燕]

Apus pacificus

大きさ : 全長約20cm
観察時期 : 5月~10月

飛びながら眠ることもできる空の達人

名前に「ツバメ」とつきますが、スズメ目のツバメとは全く別のグループで、空中生活に最も適応した鳥の一つです。餌を食べるのも、眠るのも、交尾さえも飛行中に行うことができ、生涯のほとんどを空中で過ごします。長い鎌のような翼で高速飛行し、その姿から「鎌燕」とも呼ばれます。

動画

この動画ではアマツバメの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Pacific Swift
  • 大きさ
    全長約20cm
  • 体重
    42g
  • 羽の色
    全身が黒褐色で、喉と腰に白い羽毛があります。尾羽はV字状に深く切れ込んでいます。翼は長く細い鎌状で、脚は非常に短く、4本の指すべてが前を向いています。
  • 寿命
    野生下で約10-15年
  • 保全状況
    指定なし

東アジアに広く分布。日本には夏鳥として北海道から九州に渡来し、山岳や海岸の崖地で繁殖します。冬季は東南アジアやオーストラリアで越冬します。

アマツバメの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

高山帯や海岸の断崖に生息し、岩の隙間や崖の棚に営巣します。渡りの時期には平地や市街地の上空でも見られます。

  • 行動・習性

    生活のほとんどを空中で過ごし、飛びながら餌を捕り、眠り、交尾も行います。群れで行動することが多く、繁殖地でも渡りの途中でも群れで見られます。崖に縦にぶら下がるように止まり、重力を利用して落ちるように飛び立ちます。地上に降りると翼が長すぎて飛び立てなくなります。

  • さえずり

    「チリリリー」「ジリリリー」と聞こえる高い声で、飛びながら鳴きます。群れで飛ぶ際には複数の個体が鳴き交わす声が聞こえます。

動物食で、飛翔性の昆虫を空中で捕食します。上昇気流で運ばれた昆虫を、大きく開いた口で捕らえながら飛行します。

繁殖期は6〜7月頃。高山や海岸の崖の隙間や岩棚に、枯草や羽毛、唾液などで皿型の巣を作ります。集団で繁殖することが多く、2〜3個の卵を産みます。

学名
Apus pacificus
英名
Pacific Swift
渡り区分
分布
東アジアに広く分布。日本には夏鳥として北海道から九州に渡来し、山岳や海岸の崖地で繁殖します。冬季は東南アジアやオーストラリアで越冬します。
生息地
大きさ
全長約20cm
体重
42g
寿命
野生下で約10-15年
珍しさ
ときどき見かける
夏季に山岳地帯や海岸の崖で観察できます。高速で飛び回る姿を探しましょう。曇りの日や雨の前には低空を飛ぶことが多くなります。長い鎌状の翼とV字状の尾、腰の白い斑が識別ポイントです。渡りの時期には平地の上空でも見られます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合