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アビ科

アビ [阿比]

Gavia stellata

大きさ : 全長約63cm
観察時期 : 12月~2月

広島県の県鳥に指定された潜水名人の冬鳥

「平家鳥」の別名を持つ水鳥で、その鳴き声が壇ノ浦の戦いで滅んだ平家を悲しむ声に聞こえることからこの名がつきました。潜水が非常に得意で、最大60mもの深さまで潜ることができます。かつて瀬戸内海では、アビの群れがイカナゴを追い込む習性を利用した「アビ漁」が行われ、広島県の県鳥にも指定されています。

動画

この動画ではアビの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Red-throated Loon
  • 大きさ
    全長約63cm
  • 体重
    1800g
  • 羽の色
    冬羽は頭から首の後ろ、背から尾にかけて灰黒色で、顔の下半分から首の前方、腹は白色。夏羽では首の前がネクタイのように赤褐色に変わります。嘴はやや上に反り、虹彩は赤色。足は体の後方についており、潜水に適した体型です。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北部と北米大陸北部で繁殖し、冬季は温帯の海域で越冬します。日本には冬鳥として九州以北の海上に渡来しますが、数は多くありません。北海道では旅鳥として渡りの途中に見られます。

アビの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

沿岸から沖合の海上に生息し、内海や港にも現れることがあります。繁殖地では池沼畔や海岸近くの草地に営巣します。

  • 行動・習性

    単独か数羽の小群で海上に浮かんでいることが多いですが、時には数十から数百羽の群れになることもあります。潜水して魚を捕らえ、水深2〜9mほどの深さまで潜ります。陸上では腹をすりながらやっと進む程度で、飛び立つときも水面を蹴って助走が必要です。

  • さえずり

    「アァーッ」「ツァーン」「グェー」「ガー」など、オオカミの遠吠えのような独特の声で鳴きます。この鳴き声が平家の滅亡を悲しむ声に聞こえることから「平家鳥」とも呼ばれました。

動物食で、主に小魚を食べます。特にイカナゴを好み、そのほかイカなども捕食します。潜水して水中で獲物を捕らえます。

繁殖地はユーラシア大陸北部と北米大陸北部で、日本では繁殖しません。池沼畔や海岸近くの草地に巣を作ります。雌雄で抱卵・育雛を行います。

学名
Gavia stellata
英名
Red-throated Loon
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北部と北米大陸北部で繁殖し、冬季は温帯の海域で越冬します。日本には冬鳥として九州以北の海上に渡来しますが、数は多くありません。北海道では旅鳥として渡りの途中に見られます。
生息地
大きさ
全長約63cm
体重
1800g
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
ときどき見かける
冬季に海岸や港で観察できます。海上を漂う姿を探しましょう。嘴がやや上に反っているのが識別ポイントです。広島県の豊浜町周辺は「アビ渡来群游海面」として天然記念物に指定されており、観察の好適地です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合