アカモズ [赤百舌]
Lanius cristatus
かつて身近だった赤い背中の小さなハンター
赤褐色の背中と白い腹、黒い過眼線が特徴的なモズの仲間です。かつては北海道や本州東部で普通に見られる夏鳥でしたが、近年急激に数を減らし、絶滅危惧種に指定されています。モズと同様に「はやにえ」を行う習性があります。モズよりやや細身で、飛翔する昆虫を捕らえるのが得意です。
動画
この動画ではアカモズの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Brown Shrike
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大きさ全長約20cm
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体重30g
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羽の色
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寿命野生下で約5年
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保全状況環境省レッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定
アジア北東部で繁殖し、東南アジアで越冬します。日本では亜種アカモズが北海道・本州東部に夏鳥として渡来しますが、現在は北海道と長野県などごく一部の地域でしか繁殖していません。亜種シマアカモズは九州南部や南西諸島で見られます。
平地から山地のアカマツ林やカラマツ林など明るい疎林、低木のある草原、農耕地周辺などに生息します。モズと同所に生息する場合は、モズの縄張りを避けるように分布します。
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行動・習性
樹上や電線から獲物を狙い、フライングキャッチで飛翔中の昆虫を捕らえるのが得意です。モズと同様に「はやにえ」を行い、獲物を枝に刺して貯蔵します。モズとは縄張りを巡って争うこともあります。
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さえずり
「ギチギチギチ」「ジュンジュンジュン」と濁った声でさえずります。地鳴きは「ツァ、ツァ」です。モズより低い声で、モズのような「キィー」と鋭く伸ばす声は出しません。
動物食で、昆虫類、節足動物、カエルなどの両生類、トカゲなどの爬虫類、小型の鳥類や哺乳類も捕食します。モズより飛翔中の昆虫を捕らえる割合が高いです。
繁殖期は5〜7月です。低木の茂みや高さ1〜3mほどの枝に、枯草や木の皮などで皿状の巣を作ります。4〜7個の卵を産み、メスのみが約14〜16日間抱卵します。カッコウに托卵されることもあります。