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ヒタキ科

アカヒゲ [赤髭]

Larvivora komadori

大きさ : 全長約14cm
観察時期 : 通年

南西諸島の森に響く美声の日本固有種

日本にしか生息しない固有種で、コマドリの近縁種です。オスの喉から胸にかけての黒い部分が髭のように見えることが和名の由来です。南西諸島の常緑広葉樹林に生息し、地上を歩きながら昆虫などを探します。澄んだ美しい声でさえずり、国の天然記念物に指定されています。学名の種小名がコマドリと取り違えられたまま現在に至っている逸話でも知られます。

動画

この動画ではアカヒゲの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Ryukyu Robin
  • 大きさ
    全長約14cm
  • 体重
    18g
  • 羽の色
    全長約14cmのヒタキ科の小鳥です。オスは頭から背、尾、翼の上面が橙赤色で、顔の下半分から胸は黒色、腹は白色です。脇腹に黒斑があります。メスは顔に黒色部がなく、胸腹には灰色のうろこ模様があり、全体的にオスより淡い色をしています。
  • 寿命
    野生下で約5-10年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「準絶滅危惧(NT)」に指定

日本固有種で、長崎県男女群島から奄美群島にかけて分布します。沖縄島北部には亜種ホントウアカヒゲが生息します。一部の個体は冬季に八重山諸島へ渡ることがわかっています。

アカヒゲの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

常緑広葉樹林のよく茂った森林に生息します。特に渓流沿いの湿った林を好みます。地上や地表付近の低木中で生活し、地面で採餌する姿がよく見られます。

  • 行動・習性

    地上や地表付近を跳ね歩きながら餌を探します。好奇心が強く、じっとしていると近くまで寄ってくることがあります。繁殖期には縄張りを持ち、つがいで生活します。

  • さえずり

    「ピッ クララララ」「ピー ピョイ ピョイ ピョイ」「ヒンルルルッ」など、声量豊かで澄んだ美しい声でさえずります。コマドリとコルリの声を合わせたような複雑なさえずりです。

動物食で、昆虫類やその幼虫、ミミズなどを主に食べます。地上で落ち葉の下などを探って捕食します。

繁殖期は4〜6月です。樹洞、崖のくぼみ、木の根元、倒木などに枯葉やコケを組み合わせてお椀状の巣を作ります。3〜5個の卵を産み、約2週間抱卵します。巣箱も利用します。

学名
Larvivora komadori
英名
Ryukyu Robin
渡り区分
分布
日本固有種で、長崎県男女群島から奄美群島にかけて分布します。沖縄島北部には亜種ホントウアカヒゲが生息します。一部の個体は冬季に八重山諸島へ渡ることがわかっています。
生息地
大きさ
全長約14cm
体重
18g
寿命
野生下で約5-10年
珍しさ
めったに見られない
奄美大島や沖縄島北部(やんばる)の森林が観察の好適地です。早朝にさえずりを聞きながら探すのが効果的です。地上で餌を探している姿を見つけやすいです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合