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ツグミ科

アカコッコ [赤鶫]

Turdus celaenops

大きさ : 全長約23cm
観察時期 : 通年

伊豆諸島の森に暮らす日本固有の赤腹ツグミ

伊豆諸島とトカラ列島にのみ生息する日本固有種のツグミの仲間です。胸から腹が赤褐色で、オスは頭部が黒く、黄色いアイリングが目立ちます。三宅島では「アカッパラ」の愛称で親しまれ、村の鳥に指定されています。イタチの導入や噴火の影響で数が減り、国の天然記念物および国内希少野生動植物種に指定されている希少種です。

動画

この動画ではアカコッコの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Izu Thrush
  • 大きさ
    全長約23cm
  • 体重
    85g
  • 羽の色
    全長約23cmのツグミの仲間です。胸部から腹部は赤褐色で、黄色いアイリング(目の周りの輪)があります。オスは頭部から後頸、喉が黒色です。メスは全体的にオスより淡い色合いで、喉は白っぽく、頭部も褐色がかっています。
  • 寿命
    野生下で約5-10年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定

日本固有種で、鳥島を除く伊豆諸島(伊豆大島から青ヶ島)とトカラ列島に分布します。三宅島が主要な生息地です。冬季に伊豆半島へ北上する個体もいます。

アカコッコの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

常緑広葉樹林や落葉広葉樹林、二次林に生息します。低木が点在した環境を好み、アシタバ畑や民家の庭など人に近い環境も利用します。

  • 行動・習性

    地面に降りて落ち葉や土をひっくり返し、昆虫やミミズを探します。樹上で果実を食べることもあります。警戒心はそれほど強くなく、人のそばに現れることもあります。

  • さえずり

    「キョロンキョロン」「ツィー」などと鳴きます。さえずりはツグミ類らしい複雑で美しいもので、繁殖期には森でよく聞かれます。

雑食性で、昆虫類、ミミズ、クモなどの小動物や、木の実、果実を食べます。地上で採餌することが多いです。

繁殖期は4〜7月です。木の上に草や苔でお椀状の巣を作り、3〜4個の卵を産みます。雌雄協力して約2週間抱卵し、雛は孵化後約2週間で巣立ちます。

学名
Turdus celaenops
英名
Izu Thrush
渡り区分
分布
日本固有種で、鳥島を除く伊豆諸島(伊豆大島から青ヶ島)とトカラ列島に分布します。三宅島が主要な生息地です。冬季に伊豆半島へ北上する個体もいます。
生息地
大きさ
全長約23cm
体重
85g
寿命
野生下で約5-10年
珍しさ
めったに見られない
三宅島の大路池周辺やアカコッコ館付近が観察の好ポイントです。早朝や夕方に地面で採餌している姿が見られます。赤い腹と黄色いアイリングが識別のポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合