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シギ科

アカエリヒレアシシギ [赤襟鰭足鷸]

Phalaropus lobatus

大きさ : 全長約19cm
観察時期 : 5月、8月~9月

水面をくるくる回る長距離旅行者

スズメよりやや大きい程度の小さなシギで、夏羽では首が赤くなることが和名の由来です。長距離を渡る旅鳥で、翼が体に対して長く発達しています。水面に軽々と浮かび、くるくる回りながらプランクトンを食べる姿が特徴的です。メスの方がオスより派手で大きいという、鳥類では珍しい性役割の逆転が見られます。

動画

この動画ではアカエリヒレアシシギの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Red-necked Phalarope
  • 大きさ
    全長約19cm
  • 体重
    35g
  • 羽の色
    全長約18〜19cm、翼開長約31〜37cmの小型のシギです。嘴は細く黒色で、足指にはヒレ状の水かきがあります。夏羽ではメスは首の側面から胸にかけて赤褐色で、オスより色が濃いです。冬羽は背面が灰色、腹部は白色になります。
  • 寿命
    野生下で約5年
  • 保全状況
    指定なし

北極圏のユーラシア大陸・北アメリカ大陸で繁殖し、冬季はアフリカ、南アメリカ、東南アジアなどの熱帯の海洋で越冬します。日本には旅鳥として春秋に渡来し、明石海峡では1万羽を超える大群が観察されることもあります。

アカエリヒレアシシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

主に外洋で生活し、繁殖期にはツンドラ地帯の湿地に移動します。渡りの時期には沿岸部や内陸の水面にも飛来します。

  • 行動・習性

    水面に軽々と浮き、くるくると回転しながら水面近くのプランクトンを嘴でついばみます。羽毛が密生しているため浮力が高いです。大群で行動し、夜間にナイター照明に引き寄せられて野球場などに迷い込むこともあります。

  • さえずり

    「チュイッチュイッ」「チッチッ」と鳴きます。渡りの時期には大群で飛翔しながら鳴き交わします。

動物食で、プランクトン、昆虫類、甲殻類、小型の節足動物などを食べます。水面を回転して渦を作り、浮き上がってくる餌を捕らえます。

繁殖期は4〜5月頃です。ツンドラ地帯の湿地で繁殖します。抱卵と雛の養育はオスが行い、メスは産卵後に渡りに出てしまう珍しい生態を持ちます。

学名
Phalaropus lobatus
英名
Red-necked Phalarope
渡り区分
分布
北極圏のユーラシア大陸・北アメリカ大陸で繁殖し、冬季はアフリカ、南アメリカ、東南アジアなどの熱帯の海洋で越冬します。日本には旅鳥として春秋に渡来し、明石海峡では1万羽を超える大群が観察されることもあります。
生息地
大きさ
全長約19cm
体重
35g
寿命
野生下で約5年
珍しさ
ときどき見かける
春秋の渡りの時期に外洋を航行する船から観察できます。明石海峡付近では大群が見られることがあります。水面をくるくる回る採餌行動と、ヒレ状の足が識別のポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合