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ミズナギドリ科

アカアシミズナギドリ [赤脚水薙鳥]

Ardenna carneipes

大きさ : 全長約43cm
観察時期 : 5月~6月

南半球から渡ってくる黒褐色の外洋の旅人

南半球のオーストラリアやニュージーランドで繁殖し、非繁殖期に北半球へ渡ってくる外洋性の海鳥です。全身が黒褐色で、名前の由来となった薄ピンク色の足と嘴が特徴です。日本近海では春から夏にかけて多く見られ、フェリーなど外洋を航行する船から観察できます。翼で水面を切る(薙ぐ)ような飛び方が和名の由来です。

動画

この動画ではアカアシミズナギドリの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Flesh-footed Shearwater
  • 大きさ
    全長約43cm
  • 体重
    600g
  • 羽の色
    全長約45〜48cm、翼開長約109cmの中型のミズナギドリです。全身が黒褐色で、翼の下面も暗色です。ミズナギドリ類にしては翼の幅がやや広いのが特徴です。足は薄ピンク色(黄肉色)で遠くからでも目立ち、嘴も淡いピンク色で先端が黒いです。雌雄同色です。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

南半球のオーストラリア、ニュージーランド、ロード・ハウ島などで繁殖し、非繁殖期には北半球へ渡ります。日本では繁殖しませんが、太平洋側の沖合でほぼ一年中見られ、特に春から夏にかけて多くなります。

アカアシミズナギドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

外洋性の海鳥で、繁殖期以外は沖合で生活します。海岸や内陸で観察されることは稀です。

  • 行動・習性

    群れで飛翔することが多いですが、日本近海ではばらけた群れか、単独で他のミズナギドリの群れに混じっていることが多いです。水面ギリギリを滑空し、翼で水面を切る(薙ぐ)ような飛び方をします。

  • さえずり

    繁殖地では様々な鳴き声を発しますが、海上ではほとんど鳴きません。

動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物(イカなど)を捕食します。海面に降りて顔を水中に入れたり、上空から水中に飛び込んで餌を捕らえます。

繁殖期は9月から4月(南半球の春〜夏)で、コロニーを形成して繁殖します。斜面や平地の地上に巣穴を掘り、1卵を産みます。雌雄交代で約60日間抱卵します。日本では繁殖しません。

学名
Ardenna carneipes
英名
Flesh-footed Shearwater
渡り区分
分布
南半球のオーストラリア、ニュージーランド、ロード・ハウ島などで繁殖し、非繁殖期には北半球へ渡ります。日本では繁殖しませんが、太平洋側の沖合でほぼ一年中見られ、特に春から夏にかけて多くなります。
生息地
大きさ
全長約43cm
体重
600g
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
めったに見られない
大洗〜苫小牧航路などのフェリーや、外洋に出る船から観察できます。春から夏にかけてが観察に適しています。全身黒褐色の中型ミズナギドリで、ピンク色の足と嘴が識別のポイントです。ハイイロミズナギドリやハシボソミズナギドリとの識別に注意が必要です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合