アカアシカツオドリ [赤脚鰹鳥]
Sula sula
鮮やかな赤い足を持つ熱帯の海のダイバー
熱帯・亜熱帯の海域に生息するカツオドリの仲間で、名前の通り鮮やかな赤い足が特徴です。カツオドリ類の中では最も小型で、羽色は白色型から褐色型まで個体差があります。上空から急降下して水中に飛び込み、魚やイカを捕らえます。日本では南西諸島や小笠原諸島に稀に飛来し、2017年には南硫黄島で国内初の集団繁殖が確認されました。
動画
この動画ではアカアシカツオドリの自然な行動や鳴き声を観察できます。
-
分類
-
英名Red-footed Booby
-
大きさ全長約74cm
-
体重1000g
-
羽の色
-
寿命野生下で約20年以上
-
保全状況指定なし
インド洋、大西洋、太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布します。日本では南西諸島、硫黄列島、小笠原諸島に少数が飛来し、2017年には南硫黄島で集団繁殖が確認されました。八重山列島の仲御神島でも繁殖記録があります。
熱帯・亜熱帯の外洋に生息し、繁殖期には島嶼部の沿岸に集まります。他のカツオドリ類と異なり、樹上に営巣します。
-
行動・習性
群れで行動し、餌を求めて最長約150kmもの距離を飛行することができます。上空から水中の魚を見つけると急降下して潜水し捕らえます。すばしこく、空中でトビウオを捕まえることもあります。船についてきたり、船上に止まることもあります。
-
さえずり
「グルッ」「ガーガー」などと鳴きます。繁殖地では様々な鳴き声が聞かれます。
動物食で、魚類(特にトビウオ)、イカ、軟体動物などを捕食します。上空から急降下して水中に飛び込み、約30mの深さまで潜水して餌を捕らえます。
他のカツオドリ類は地上営巣しますが、本種は沿岸の低木や樹上に枝などで皿型の巣を作ります。メスは約15カ月ごとに1卵を産み、雌雄で抱卵・育雛します。雛が成鳥になるまでに時間がかかります。